レース生地をたっぷり使った日傘を作ります。
レース刺繍の間にラメを施した生地を使います。
写真のように表は花柄を散りばめた「絽織」の生地
「絽織」とはからみ織のの一種で、縦糸と横糸を絡ませて透目を作った生地です。
絹織で作った着物の生地は盛夏用としてとても愛用されている織生地の事です。
今回は花柄のモチーフを散りばめたとても涼しげな生地です。
これと裏側に金ラメ糸を使った花柄のレース生地を合わせました。
蛙張の傘はかなり手間がかかって1日に一本ぐらいしか作れませんが、出来上がった傘はとても品があるフォーマルな日傘になります。
もう一つ白地で
表生地に金ラメの入ったレース生地を使い裏側には白地の横柄に織られたレース生地を使って作ってみました。
レース生地を色々と仕入れしてこの夏用に日傘を作ります。
今回作った日傘のように蛙張をメインにレースのフリルを付けた物なども面白いかなと思っています。
写真のような組み合わせや表と裏を逆にした事もできるので、オーダーメイドで注文を受けても作れます。
レース系の生地は透き通っている部分が多いので蛙張のように二重張の傘にして日の光を遮るようなタイプにすれば十分日傘として使えます。
レース系の日傘は風を通すのでとても涼しげな傘になります。
またフォーマルな傘としてとても重宝しますので、着物の生地の絽織のシルク生地で作る方も多いいです。
レース系の生地は折傘にすると引っかかる部分が多いのでちょっと向かないですが、絽織の生地は折傘にしても十分使えます。
実はまだこの傘の値段をいくらぐらいにすればいいか迷っていて決めていませんが、何本か作ってみて値段を決めたいと思っています。
何か参考でこのぐらいの値段なら変えるというご意見があれば是非書き込んでください。
よろしくお願いします。